


第二次世界大戦が終わってからまもなく60年が経とうとしていますが、今なお、敗戦国ドイツと日本は過去に対する責任を問われています。それぞれの事例について、ドイツと日本では異なる点が多くある一方で、共通する点もいくつかあります。その一つは強制労働の問題です。犠牲者が年々亡くなっているため、謝罪と補償に関して迅速な対応が求められています。
昨年、ドイツではナチスによって強制労働させられた被害者たちに対し、政府・産業界の間で52億ドルの補償金を払うことで合意しました。今回のスピーカーである前ドイツ経済相のオットー・ラムズドルフ卿とジェイムズ・ビンデナーゲル米国特別大使はこの交渉に臨み、多大なる成果をあげました。
日本でも、この問題に関しての進展が見られます。最近、韓国と中国の強制労働体験者への支払いが行われるようになりました。長年、「戦争記憶」について研究している東京大学の藤原帰一教授と、日独賠償問題をテーマに研究している拓殖大学の佐藤健生教授に日本の視点からコメントしていただく予定です。
関連資料:
講師略歴
第2次世界大戦の強制労働 60年遅れての賃金払い:日本とドイツ――相違点と類似点
関連資料:歴史の共有に向けて−戦後ヨーロッパ・アメリカ・アジアの取り組み
World War II Forced Labor Paying Wages 60 Years Overdue: Differences and Parallels between Japan and Germany (英語)
U.S.-German Negotiations on an Executive Agreement Concerning the Foundation "Remembrance, Responsibility, and the Future" Speech : Ambassador J. D. Bindenagel (英語)
The long road towards the Foundation "Remembrance, Responsibility and the Future" Speech : Otto Graf Lambsdorff (英語)